研究課題/領域番号 |
14657081
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
免疫学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
浅野 喜博 愛媛大学, 医学部, 教授 (70114353)
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研究分担者 |
松本 哲 愛媛大学, 医学部, 助手 (90363233)
加納 誠 愛媛大学, 医学部, 講師 (10116923)
角田 恒輔 愛媛大学, 医学部, 助手 (20281454)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2003年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2002年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | DNAワクチン / 遺伝子治療 / 遺伝子操作 / リステリア菌 / アレルギー |
研究概要 |
細胞内寄生性リステリア菌をベクターとして用いた細胞種特異的な遺伝子導入法、DNAワクチン法を確立し、ついで、マクロファージ/樹状細胞をターゲットとしてT細胞の機能的分化に重要な種々の遺伝子を導入することにより個体の免疫系をコントロールし、次いでアレルギー性疾患発症準備状態に対する遺伝子治療法・DNAワクチン法への応用を検討することを目的に解析を進めている。温度感受性プラスミドおよびHomologous recombinationを利用していくつかの自己融解性変異株を作製し、この変異株にリステリア菌と動物細胞内で発現可能なシャトルベクターに組み込んだ遺伝子を導入して、基礎的な解析を行ない、遺伝子操作リステリア菌を感染させることにより、培養細胞に遺伝子を導入し発現させることが可能であり、リステリア菌が細胞内への遺伝子導入のベクターとして有効であることを確認した。この系を用いて、in vivoでの感染防御効果を調べたところ、感染感受性マウスに感染抵抗性を賦与することが可能であることが明らかになった。現在、より効率のよいベクター、投与法を昨年度に引き続き検討している。さらに、リステリア菌感染により宿主免疫系がアレルギーを抑制する方向にシフトすることを利用して、アレルギーの主体となるIgE反応に対する制御効果を検討中である。
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