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インターフェロン療法後に周期的発熱と全身倦怠感を呈する女性患者の病態解明

研究課題

研究課題/領域番号 14657118
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 内科学一般
研究機関山口大学

研究代表者

中村 康彦  山口大, 医学部, 助教授 (30227946)

研究期間 (年度) 2002 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2004年度: 100千円 (直接経費: 100千円)
2003年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2002年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワードインターフェロンβ / c型肝炎 / 発熱・全身倦怠感 / 性ホルモン / LHサージ / GnRHアナログ療法 / インターロイキン-1 / インターフェロン療法 / GnRHアナログ / インターロイキンー1
研究概要

ゴナドトロピン放出ホルモンアナログを投与して、内因性のLH、FSH分泌を抑制した状態で、次の人工的な3ホルモン周期を作製した。まず月経様出血を誘導した後、外因性にエストロゲンを続いてエストロゲン+黄体ホルモンを投与し、月経期、エストロゲン単独投与終了時、エストロゲン+黄体ホルモン投与2日目、7日目に採血した(hCG(-)周期)。同様のホルモン投与に加えて、エストロゲン+黄体ホルモン開始時にhCGも投与した周期(hCG(+)周期)。採血日はhCG(-)周期と同様の日に行った。月経様出血開始5日目にhCGを投与し、hCG投与前、投与2日後に採血した。これら3刺激周期における血中インターロイキン-1β濃度の変動を検討したが、自然月経周期で見られた結果と同様、月経期がもっとも高値であり、症状発現に関連する変化は見られなかった。これら一連のホルモン負荷試験を終了した約2ヶ月後より自然月経周期の回復が得られた。その後、以前に認められたような重篤な症状は見られなくなり、現在も外来にて追跡調査中である。
これまでの研究から得られたデータを解析し、これらをまとめて国内(第48回日本不妊学会学術講演会、平成15年10月1日、東京)および国外(第11回世界婦人科内分泌学会、平成16年2月26日、イタリア、フローレンス)で発表し、内外の専門家と議論を重ねた。
一方、論文としてまとめ現在国際的なジャーナルに投稿中である。

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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