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Tissue Engineering技術を応用したブタ新生児膵ラ島の分化誘導

研究課題

研究課題/領域番号 14657300
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 消化器外科学
研究機関東北大学

研究代表者

松野 正紀  東北大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (80004737)

研究分担者 江川 新一  東北大学, 医学部附属病院, 助手 (00270679)
砂村 眞琴  東北大学, 医学部附属病院, 講師 (10201584)
武田 和憲  東北大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (20171639)
研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2003年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2002年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードラ島移植 / 膵管上皮細胞 / ES細胞 / インシュリン産生細胞 / マイクロアレイ / 膵ラ島 / インスリン / グルカゴン / PDX-1
研究概要

ラ島移植の臨床への応用を念頭におき、tissue engineeringの手法、すなわち細胞外マトリックスを用いた細胞培養法、各種増殖因子やサイトカイン、遺伝子導入技術などを駆使して、生体外において未分化なブタ新生児ラ島を成熟ラ島に分化させ、十分なホルモン産生能を有する移植用ラ島を効率良く大量に作製できる技術開発を目的とする。さらにDNAマイクロアレイを用いた発現遺伝子解析により、ラ島再生に関わる遺伝子群を明らかとする。
1、膵管上皮細胞株の樹立:ブタを用いる前に母細胞を分離し、ヒト膵臓から膵管上皮細胞を分離し実験に用いる細胞株を樹立した。
2、細胞外マトリックスによる刺激:膵管上皮細胞を細胞外マトリックス上で培養し、形態の変化を観察するとともにインシュリン分泌能の変化を検討した。細胞培養液を変更することで細胞形熊は変化したが、元の細胞培養液に戻すと形態変化も戻り、細胞には可逆性の性格があることが確認できた。適正なマトリックスを検討中である。
3、マウスEC細胞を用いた検討:マウスのES細胞よりインシュリン産生細胞の誘導を試みた。インシュリン産生能の誘導は軽度であったが可能であった。
4、マイクロアレイ解析:ES細胞から誘導したインシュリン産生能を獲得した細胞および膵管上皮細胞からmRNAを抽出し、DNAマイクロアレイ解析により、発現遺伝子のサブトラクションを行い、インシュリン産生能を有する細胞誘導に必要な遺伝子群の発現変化を解析した。

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 砂村眞琴, 松野正紀: "膵内分泌細胞の再生-現状と展望"外科治療. 86・1. 15-20 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 砂村眞琴, 松野正紀: "膵ラ島移植における拒絶反応の制御と再生医療の応用"日本アフェレシス学会誌. 21・2. 132-140 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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