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超音波を応用した口腔内修復物の寿命予測に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 14657494
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 保存治療系歯学
研究機関日本大学

研究代表者

小野瀬 英雄  日本大学, 歯学部, 教授 (70059426)

研究分担者 皆川 朋子  日本パナメトリクス(株), NDT機器部, エンジニア
宮崎 真至  日本大学, 歯学部, 助手 (70239391)
研究期間 (年度) 2002
研究課題ステータス 完了 (2002年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2002年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード光重合型レジン / 疲労寿命予測 / 超音波測定 / 非破壊検査 / 弾性率
研究概要

修復物および歯質との接合界面における劣化状況を非破壊的に測定し,再修復の必要性の客観的指標(Evidence)を与える超音波測定装置を開発するために,その劣化状況を判定する装置として超音波を応用したパルサーレシーバーを採用し,その周辺機器の条件設定あるいは基礎資料を得ることを目的として研究を行った。すなわち,歯質,ボンディング材あるいは光重合型レジンについて測定を行なうこととし,酸処理あるいは水中浸漬による劣化などの条件を負荷した。
超音波の伝播時間の測定は,パルサーレシーバー(Model 5800,Panametrics)を用い,音響レンズ前面に先端直径3mmの超音波収束機構を有するコーン状チップを接続して行う。このチップ先端を試片に接触させ,試片中を伝播する送信波と反射波との時間的な差を求め,得られた値と理論式とから音速,音響インピーダンス,ポワソン比および弾性率を求め,劣化状況と測定された超音波特性との関連性について検討を加えた。
その結果,本研究で使用した超音波パルサーレシーバーは,修復物の物性変化を非破壊的に,比較的長い期間にわたって測定することが可能であることが示唆された。今後,さらにデータの蓄積を行なうことによって,修復物の寿命予測を行なう手法を確立する予定である。

報告書

(1件)
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 稲毛 寛彦: "超音波パルス法による象牙質の弾性率測定に関する基礎的研究-とくにEDTAおよびボンディング材浸漬象牙質について-"日本歯科保存学会誌. 45・6. 1018-1026 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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