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持続可能な「くらし」像の構築―家政教育の再構築をめざして―

研究課題

研究課題/領域番号 14658024
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 家政学一般(含衣・住環境)
研究機関東京学芸大学

研究代表者

小澤 紀美子  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40114813)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2003年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2002年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード持続可能性 / 家政教育 / 生活の質 / 持続可能な地域づくり / 専門性 / 環境教育 / 市民意識 / 持続可能な開発 / スコッツテイル会議 / テサロニキ宣言
研究概要

平成14年度の成果にもとづいて、以下の諸点から調査を行い、分析・考察を行い報告書としてまとめた。
(1)日本家政学会での1980年代からの「環境」を切り口とした研究の取り組みの実態について投稿論文、発表論文等の動向を調査した。その結果、1992年のブラジルサミット以降、「環境」関連の論文は増えているが、学会としての共通理解に至っていない。
(2)日本の家庭科教育の動向を探るために、平成14年度からの学習指導要領の内容分析と、教大協家庭科部門での家政教育に係わるカリキュラムの提案を今析した。
(3)イギリスで収集してきた文献を解読し、持続可能性のための「生活の質」の指標等を分析・考察した。
(4)ドイツの実態を知るために、環境ジャーナリストでドイツ在住の今泉みね子氏が訪日した機会に面接調査を行い、ドイツ市民の環境に対する意識の高さの背景や状況を分析した。
(5)アメリカの家政学会のスコッツデイルをまとめた「家政学 未来への挑戦」について、福田はぎの氏へ面接調査し、家政学における専門性について分析・考察した。
(6)日本において「持続可能な地域づくり」に取り組んでいる自治体を訪問調査し、生活の場である地域、住民、行政、学校教育現場が協働できる条件等を分析・考察した。<調査地:兵庫県西宮市、山形県長井市、岩手県葛巻町、新潟県聖籠町、鹿児島県屋久島など>
(7)以上の調査結果を、生活と廃棄物、環境共生型住まい・まちづくり、生活とエネルギー、情報化とライフスタイルなどの視座から分析し、「持続町能なくらし」構築のために生活者の主体性育成にむけた家政教育のカリキュラムの枠組みを提案し、報告書としてまとめた。

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 岩本泰, 小澤紀美子: "持続可能な社会のための環境教育-その1 主体的に参画できる人の育成に向けての課題と展望"日本環境教育学会愛知大会. 22 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 小澤紀美子, 岩本泰: "持続可能な社会のための環境教育-その2 日英の比較による考察"日本環境教育学会愛知大会. 23 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 小澤 紀美子, 原 ひろ子: "持続可能な消費と生活者"財団法人 放送大学教育振興会. 214 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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