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児童期の自然活動原体験による成長後の価値観形成とそれに基づくカリキュラム開発

研究課題

研究課題/領域番号 14658068
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 教科教育
研究機関京都教育大学

研究代表者

土屋 英男  京都教育大学, 教育学部, 教授 (20188577)

研究期間 (年度) 2002 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2004年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2003年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード自然活動 / 原体験 / 価値観形成 / 自然観 / 児童期 / 生命観 / 農業体験 / 自然体験活動 / 価値感形成 / カリキュラム開発 / 調査研究
研究概要

16年度は14、15年度の結果に基づき、小・中・高校における総合的な学習、小学校生活科や小・中・高校の理科、中学校技術科の栽培分野などにおける長期的展望のある教育効果を期待できる自然体験活動のカリキュラムを開発した。すなわち、まずこれらの教科または時間について、文科省学習指導要領における自然体験活動の位置づけを明確にし、短期、中期、長期それぞれの体験活動が学校現場で実践可能な場面を把握した。この各場面において、14、15両年度の結果を踏まえてもっとも効果的に学習者が体験結果を生かすことのできるカリキュラムを、各教科・時間別に考察した。その際その実践の目標が、短期間に体験の効果の出やすいものは短期の体験活動、逆に体験者にとって変化の生じるのに時間のかかるものは長期の体験活動になるよう工夫した。また自然体験活動による学習効果の大きいことが期待されるものを重要視し、その逆の性質を有するものについては体験内容にできるだけ含めないよう、内容を峻別した。こうした手続きを経て、教育効果が十分に期待できるカリキュラムを開発するに至った。しかしながらこの作業が予想外に手間取ったため、当初予定していた、附属学校などの協力のもとに学習計画を実践し、当初の教育目標の達成度を事前・事後評価法などにより確認する段階には至らなかった。むろん長期的効果についても、今回確認することは不可能であった。一方、これまでに他の場所で過去に実践されてきた同様の体験学習のデータを数種類、収集・分析し、本研究の結果と比較することにより、結果の妥当性について検討した。

報告書

(3件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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