研究課題/領域番号 |
14658260
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経科学一般
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研究機関 | 高知大学(医学部) |
研究代表者 |
椛 秀人 高知大学, 医学部, 教授 (50136371)
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研究分担者 |
村本 和世 高知大学, 医学部, 助手 (10301798)
谷口 睦男 高知大学, 医学部, 助手 (10304677)
奥谷 文乃 高知大学, 医学部, 助教授 (10194490)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2003年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2002年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | フェロモン / 記憶 / 副嗅球 / 神経幹細胞 / レトロウィルスベクター / GFP / トランスジェニックマウス / ネスチン |
研究概要 |
近年、成熟動物でも中枢神経組織に神経に分化しうる神経幹細胞の存在が示されてきた。神経幹細胞が神経回路網の再構成に関わることが示されれば、神経幹細胞の増殖・分化の誘導、あるいは神経幹細胞の補充により神経変性疾患の治療が可能となろう。しかし、神経幹細胞の機能は謎に包まれたままである。そこで本研究では、優れた記憶学習パラダイムとして申請者らが解析してきたフェロモン記憶の形成、維持、消去に神経幹細胞が如何に関わるかを明らかにすることを目指して本研究を行った。 1.可視化した神経幹細胞の形態及び機能の解析 分裂中の細胞だけを標識する緑色蛍光タンパクのレトロウィルス発現ベクター(NIT-GFP)を作成した。この濃縮レトロウィルスストックをマウス脳室下帯に注入し、注入48時間後及び4週間後にマウスを屠殺し、生きた嗅球スライス標本を調製した。緑色蛍光を発する細胞の形態を共焦点レーザー顕微鏡で解析したが、レトロウィルスストックの濃縮が十分でなく、濃縮度を上げて再度検討する予定である。 2.神経幹細胞が特異的に除去されたトランスジェニックマウスの記憶・学習能の解析 Immunotoxin系による神経幹細胞特異的除去を可能にするトランスジェニックマウスを用いて、特定の時期及び場所において神経幹細胞の特異的除去処置を受けたマウスの記憶・学習能を解析する予定である。トランスジーンの発現はGFP蛍光により同定が可能となるように作成したが、十分な緑色蛍光が確認できず、改良が必要であることが判明した。
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