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注意欠陥/多動性障害児に対応した条件性弁別課題プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 14710105
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育・社会系心理学
研究機関立命館大学

研究代表者

武藤 崇  立命館大学, 文学部, 助教授 (50340477)

研究期間 (年度) 2002 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2004年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2003年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2002年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード注意欠陥 / 多動性障害児 / 条件性弁別課題 / コンピュータ・プログラム / 刺激性制御 / 強化スケジュール / ADHD / 刺激性制御トポグラフィー / 条件性弁別 / コンピュータ / プログラミング / 行動抑制 / コンピュータ制御課題
研究概要

本年度は,予備研究より得た新たな知見を先行研究と比較検討することによって,さらに当該プログラムの精度を上げることを検討した。
前年度に,当該プログラム実施の際に,プログラム運用とは別に,刺激の配列や構成について「注意欠陥」を助長させてしまうという要因の除去の検討を行った。本年度は,があることが,最新の研究知見によって示唆されるようになった。そのため,「注意欠陥」を助長・抑制するような強化スケジュールの検討(立命館人間科学研究,7号,159-170頁),さらに「多動」を助長・抑制する強化スケジュールの検討(立命館人間科学研究,8号,55-66頁)を行った。
その比較検討の後,当該プログラムの修正を行った。まず,大学生を対象にプログラムの修正や動作確認を実施後,注意に問題があるとされる知的障害生徒に1名に対して,試験的な運用を試みた。その対象生徒は,実際に平仮名の獲得支援を標的目標として,予備的研究を実施した。その結果,週1回1時間のプログラム実施を3ヵ月継続することで,平仮名2文字で構成される3単語を獲得させることに成功した。
以上,3カ年の検討により,当該プログラムの基本的構造は確立できたと考えられる。しかしながら,汎用性のあるプログラムという段階にまで至らなかった。今後は,より多くの対象者に対する適用を行い,さらなる調整を検討する必要があると言えよう。

報告書

(3件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2005 2004 その他

すべて 雑誌論文 (2件) 文献書誌 (1件)

  • [雑誌論文] 「多動性」と行動変動性:ADHDの支援方法への示唆(3)2005

    • 著者名/発表者名
      武藤 崇
    • 雑誌名

      立命館人間科学研究 8号

      ページ: 55-66

    • NAID

      110006377587

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 「注意」と行動的モメンタム(行威):ADHDの支援方法への示唆(2)2004

    • 著者名/発表者名
      武藤 崇
    • 雑誌名

      立命館人間科学研究 7号

      ページ: 159-170

    • NAID

      110006377568

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [文献書誌] 武藤 崇: "「注意」と刺激性制御トポグラフィー:ADHDの支援方法への示唆"立命館人間科学研究. 6号. 81-91 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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