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流産・死産体験が対人関係に与える影響とトラウマ克服の対人過程に関する探索的研究

研究課題

研究課題/領域番号 14710109
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育・社会系心理学
研究機関広島国際大学

研究代表者

増田 匡裕  広島国際大学, 人間環境学部, 講師 (30341225)

研究期間 (年度) 2002 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2003年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2002年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード親しい対人関係 / 対人コミュニケーション / 喪失体験 / トラウマ / 流産・死産・習慣流産 / ソーシャル・サポート / 非公認の悲嘆 / 意味生成 / 対人関係 / コーピング / 質的調査 / 流産・死産・乳幼児突然死症候群 / 社会的ネットワーク
研究概要

探索的研究である本研究の3年目の研究活動は、前年度同様今後の研究活動の継続を見据えたインフォーマントとのラポールの維持とそれを通じた情報収集活動、そして前年度に行った質問紙調査の統計的分析、及びその結果を各種学会・研究会で発表することの4点である。始めの2点については、既に本研究への協力を要請してコンタクトをとっている医療機関やボランティア団体との連絡を密にし、今後の研究活動のための研究基盤を確かなものにすることができただけでなく、流産・死産体験が医療従事者にとっても喪失体験であるという、考えてみれば当然であることが、意外と忘れられがちであることを知ることができた。これによって、これまでの調査で得られたことの意義を確認できただけではなく、新たなリサーチ・クエスチョンを得ることができ、この研究の今後の発展の可能性が大きいことを知ることができた。本研究の成果発表については、分析途中のものを日本社会心理学会および日本生殖医療心理カウンセリング研究会学術集会などで発表し、社会心理学、健康心理学、臨床心理学の分野の研究者と議論することができた。また欧州が基盤の国際学会であるSociety of Reproductive and Infant Psychologyでも発表を行い、参加者との議論を通じて、父親も当事者であるというこれも当たり前のことが、国際的にもまだ十分認識されていないことを知って、本研究が如何に画期的なものであったかということを確認した。本報告書執筆時点年度末では、学術誌への投稿などの執筆活動の準備を着々と進めている。

報告書

(3件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] To whom to disclose his experience of his and/or her perinatal loss? : Exploratory research on Japanese fathers' coping with miscarriage and stillbirth. (Abstract)2004

    • 著者名/発表者名
      Masahiro Masuda
    • 雑誌名

      Journal of Reproductive and Infant Psychology 22(3)

      ページ: 242-242

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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