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情報ネットワークによる学校と公共図書館の連携システムの構築と学校図書館の役割

研究課題

研究課題/領域番号 14710170
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関東北大学

研究代表者

泉山 靖人  東北大学, 大学院・教育情報学研究部, 助手 (00322983)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2003年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2002年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード学校図書館 / 公共図書館 / 情報ネットワーク / 情報化 / 学社連携 / 教育委員会 / 学校教育 / 社会教育 / ネットワーク / 司書教諭 / 学校支援
研究概要

本調査では、主に学校側における情報ネットワークの構築が、総合学習など資料を活用した授業で注目されてきた公共図書館(地域)との連携にどのような影響を与え、またその変化の中で学校図書館が果たす役割がどのように考えられているのか、について調査をおこなった。この目的のために、主に文部科学省の「学校図書館資源共有型モデル地域事業」に採択された地域の教育委員会および学校、教育事務所などを訪問し、担当者等へのインタビューにより調査をおこなった。
同「モデル地域事業」に関連して訪問調査をおこなった地域は、熊本県熊本市、鹿児島県川内市、山形県温海町、青森県八戸市の教育委員会および公立図書館、教育センター等および岩手県千厩教育事務所である。ごのほかに宮崎県宮崎市、青森県岩木町の事例についてもそれぞれ調査をおこなった。
この結果、従来は比較的学校単位で閉じていた学校図書館が、ネットワーク化にともない開かれ、他館からの資料貸借が容易になることで活動的となり、従来以上に学校図書館の役割が重要となる一方で、資料の貸借に伴う「物流」が新たな問題として現れてきていることが判明した。また同時に、情報化の進展に伴い学校図書館担当者に求められる役割が拡大し従来の図書館運営に関する技術の他、情報化に対応するスキルが求められるようになっていることが確認できた。
これらの調査結果は、2003年10月の日本図書館学会研究大会で報告したほか、今後の学会等での発表を予定している。

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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