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ドイツ環境教育における「持続可能な開発のための教育」に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14710186
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関島根大学

研究代表者

丸橋 静香 (井上 静香)  島根大学, 教育学部, 講師 (10325037)

研究期間 (年度) 2002 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2004年度: 100千円 (直接経費: 100千円)
2003年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワードドイツ / 環境教育 / 持続可能な開発
研究概要

本年度は、ドイツにおける「持続可能な開発のための教育」に関するこれまでの研究を踏まえ、日本の教育現場で実践してゆくための基礎研究を行った。
「持続可能な開発のための教育」においては、「将来世代への責任」をその目標の一つに掲げることが要請されている。そこで、これを基礎づける環境倫理学的研究を行った。研究の成果は、論文(「環境教育の基礎概念としての「未来世代への責任」-ハンス・ヨナスの未来倫理の検討-」(島根大学教育学部紀要・第38巻))にまとめた。その概要は次の通り。
・概要:環境教育の基礎概念として「未来世代への責任」を基礎づけるという関心から、通時的責任性を環境倫理的問題として指摘したH.ヨナスの未来倫理を検討した。ヨナスの未来倫理は、彼の目的論的自然観を背景とし、人類の(未来における)生存の有価値性に関する形而上学的命題に規定されるものであることを確認した。しかし、彼の構想はカント以前の独断論であり普遍妥当性を要求しえないことから、他者性・共同性の観点からの補完が必要であることを指摘した。

報告書

(3件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2004 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 文献書誌 (1件)

  • [雑誌論文] 環境教育の基礎概念としての「未来世代への責任」-ハンス・ヨナスの未来倫理の検討-2004

    • 著者名/発表者名
      丸橋 静香
    • 雑誌名

      島根大学教育学部(教育科学) 38

      ページ: 11-17

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [文献書誌] 住田和子, 西野祥子, 井上静香, 香川晴美: "生活と教育をつなぐ人間学-思想と実践- 環境教育・家庭科教育・消費者教育・家庭教育"開隆堂. 222 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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