研究課題/領域番号 |
14710191
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育学
|
研究機関 | 九州大学 (2003-2004) 福岡教育大学 (2002) |
研究代表者 |
元兼 正浩 九州大学, 大学院・人間環境学研究院, 助教授 (10263998)
|
研究期間 (年度) |
2002 – 2004
|
研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
|
配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2003年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2002年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
|
キーワード | 校長人事 / 学校管理職 / 校長 / 人事 / 人事経済学 / 教職課程 / 管理職研修 / 教育系大学院 |
研究概要 |
本年度は最終年度としてこれまでの継続により、学校管理職人事を多岐領域にわたる包括的な概念と捉え、その資質力量の向上方策を単なるパッケージ化されたプログラムにとどめず、自治体人事戦略との絡みの中で構想することを究極の目的とした。 その際、教育系大学院を中心とする大学の役割と可能性を模索し、同時に自律的学校経営下の校長職務について評議員や校務分掌など学校運営組織にまで視野に収めながら検討した。 とりわけ本年度は教育行政現場との関わりを重視し、教育委員会との連携を前提にこうした問題を協議したり、教育センターや地方大学での管理職研修を共同開発したり、校長会のデータ共有化作業をおこなったりすることで実際の運用可能性をさぐった。 また、九州教育学会ラウンドテーブルやシンポジウムなどにおいて「学校管理職養成」を視野に入れたイベントを企画実施し、今後の関係づくりの道筋を開いた。 なお、次のプロジェクトに向けて女性管理職をめぐる諸問題についてインタビューによるライフコース研究や、アンケート調査を行うための先行研究の整理など基礎的な作業を行っており、来年度も継続的にこの研究を進展させる心づもりであることを付記しておきたい。
|