研究課題/領域番号 |
14710297
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
国語学
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研究機関 | 松蔭大学 |
研究代表者 |
吉田 健二 松蔭大学, 異文化コミュニケーション学部, 講師 (10279820)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2004年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
2003年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | 東北方言 / アクセント / イントネーション / 実験音韻論 / F0の上昇と下降 / 秋田方言 / 言語変化 |
研究概要 |
最終年度である本年度は、以下の活動を行った。 1.成果報告 1)conference on Laboratory Phonology 9(アメリカ・イリノイ州立大学) アクセントによるF0語音との同期について、上昇位置が下降位置より安定していること、しかし、アクセントのあるモーラの始端と終端の二種類の同期パターンがあることを報告した。 2)Interspeech 2004-ICSLP-(韓国・済州道) 秋田方言に、アクセントあとのF0下降開始が東京方言よりも遅れる傾向があり、話者によっては「アクセント句終端まで高くして、それから下降を開始する」というF0制御がうかがえることを報告した。 2.追加調査 実験語の音韻と実験文の韻律に、より厳密な統制を施した改訂版調査票による追加調査。秋田県男鹿市・大雄村、岩手県雫石町で実施。 3.情報公開 調査情報公開のためのBlogを開設、本格的なWebPage開設の前段階として、過去の調査状況の報告を開始した。アドレスはhttp://blog.goo.ne.jp/oz3_va_kenz_03/ 残念ながら所期の目標をすべて達成することはできなかった。 今後も、1)見出された問題点の研究、2)追加調査、3)情報公開を引き続き行っていく予定である。
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