研究課題/領域番号 |
14710368
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
言語学・音声学
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
塩原 朝子 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助手 (30313274)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2004年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | バリ語 / インドネシア / バリ文字 / 貝葉 / 民話 / 貝葉文書 / ロンタル文書 / ロンタル |
研究概要 |
研究代表者はインドネシア、バリのウダヤナ大学のスタッフ、特に平成14年度東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所外国人研究員であるI Gusti Made Sutjaja教授とともに、ウダヤナ大学所蔵のロンタル(貝葉)文書の転写、翻訳作業を進めている。本研究では特に現代バリ語に近い言語でかかれた民話の転写翻訳作業を進めている。本年度は昨年度までに転写、翻訳を終えたものについて原典に当たっての校正作業を行った。 バリ文字のつづりには中舌母音を表記するか否かに関してのゆれがあり、ローマ字転写では同じ文字配列になる組み合わせに対して表記上いくつかの可能性がある。しかし、転写にあたったウダヤナ大学側のスタッフは必ずしもこの点に留意しておらず、ローマ字転写にはこの点が反映されていなかった。今回の校正作業においてはこの点に特に注意を払い、原点に忠実な表記を行うようにした。本年度中、以下の民話の校正が終了した。 Satuan I Kasuna teken I Bawang「にんにくさんとたまねぎさんの話」 I Nyoman Jater「ニョマンジャテールの話」 I Belog「愚か者の話」 Anak Sugih Teken Anak Biasa「お金持ちと貧乏人の話」 これらの民話の日本語訳は既にウェブページで公開中である。また、バリ文字、ローマ字転写を含む成果は平成18年度までに東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所より刊行予定である。
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