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現代ネワール語辞典作成のための総合的文法・語法研究とデータベース化

研究課題

研究課題/領域番号 14710385
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 言語学・音声学
研究機関美作大学

研究代表者

桐生 和幸  美作大学, 生活科学部, 助教授 (30310824)

研究期間 (年度) 2002 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2003年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2002年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードネワール語 / 文法・語法研究 / 語法研究 / 文法研究
研究概要

研究経過
本年度は研究機関最後の年ということで、主に成果の取りまとめを中心に、作業を行った。主にデータベースの改変とデータのチェックを行い、さらに、語彙集収録語数を増やすこと、および、語法の調査のために8月から9月にかけて1ヶ月間カトマンズ現地での聞き取り調査を行った。現地では、発話の録音と分析、ネワール語の小学校で使用されている読み物のテキストの語彙分析を行った。さらに、今年度は、予定になかったが、口語表現を場面別に集めCSV形式のデータベースにした。語彙集のデータベースは、今後の出版も念頭において、データベースソフトの形式からXML形式に変更した。これにより、多義的な語彙に対して自由に意味項目を例文や語法解説をグループ化してデータベース化することができ、本格的な辞書の体裁を整えることが可能になった。ただし、語の配列をデヴァナガリ順に並び替えるには、いったんCSVに変換しなおし、SSSというソートソフトで配列しなおし、その結果をPerlスクリプトでXMLに再度変換しなおすという手順が必要となるという煩雑さが問題として残っている。
研究成果
本年度は、類別詞に関する論文とネワール語を中心に否定的状況の成立という観点から他の言語と対照した論文が出版された。語彙データベースを現在のアクセスの形式からXMLを用いた形式に変更を行ったため、予定していたデータベースから語彙集を出力するのが研究終了までに間に合わなかったが、動詞の形態に関する論文と談話データを分析したものを報告書として取りまとめた。語彙集については、現在8530語あまりを収めており、17年度中に書籍の形で出版する予定である。

報告書

(3件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] ネワール語の類別詞2004

    • 著者名/発表者名
      桐生和幸
    • 雑誌名

      「類別詞の対照」シリーズ対象言語学 3

      ページ: 185-216

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 否定的状況への変化を表す表現の対象研究:ネワール語,日本語,英語,タイ語,中国語を比較して2004

    • 著者名/発表者名
      桐生和幸
    • 雑誌名

      「日本語の分析と言語類型」柴谷方良教授還暦記念論文集

      ページ: 421-436

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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