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少年司法における「新しい担い手」による社会的援助の研究

研究課題

研究課題/領域番号 14720056
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 刑事法学
研究機関九州大学

研究代表者

武内 謙治  九大, 法学(政治学)研究科(研究院), 助教授 (10325540)

研究期間 (年度) 2002 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2003年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2002年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード社会的援助 / 少年司法 / ボランティア / 新しい担い手 / 付添人
研究概要

1.本研究は、付添人や民間ボランティア、自助グループなどの「新しい担い手」が少年司法に関与する可能性を視野に入れ、非行予防、観護措置、審判、矯正・保護の各段階における「社会的援助」を通した「社会との繋がり」を確保するための措置のあり方を明らかにすることを目的としている。
2.この研究目的のもと、本年度は、歴史的展開の分析を継続し、非行予防に関する統計分析と実態調査を行うことを計画していた。
3.本年度において実際に従事した作業は、(1)ドイツにおける社会的援助の歴史的研究と(2)日本の少年司法に関する実態調査、である。殊に昨年度から着手している少年司法における付添人の役割と社会的機能については、ほぼ実態調査も終えることができ、来年度中にはその成果を論説として公表できる予定である。
4.「研究発表」に掲げた「ドイツ行刑法第五次改正法について-再社会化思想のゆくえ-」は、(1)の研究作業の過程において明らかとなった社会的援助ともかかわりの深い「再社会化思想」をめぐる昨今の議論状況をまとめ、公表したものである。また、これまでの調査活動の成果は、2003年5月24日に開催された日本刑法学会第81回大会分科会3「改正少年法の現状と課題」の報告「少年司法の現状と課題-改正少年法に関する理論的検討-」として結実した。本報告の成果については、来年度論説として公表される予定である。

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 武内謙治: "ドイツ行刑法第五次改正法について-再社会化思想のゆくえ-"矯正講座(龍谷大学矯正・保護委員会). 24号. 147-168 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 武内謙治: "少年司法の現状と課題-改正少年法に関する理論的検討-"刑法雑誌. 43巻3号(印刷中). (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 武内謙治: "ドイツ行刑法第五次改正法について-再社会化思想のゆくえ-"矯正講座(龍谷大学矯正・保護委員会). 24号(未定). (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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