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グローバリゼーションの進展による欧州航空宇宙産業政策の変容

研究課題

研究課題/領域番号 14720062
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 政治学
研究機関筑波大学

研究代表者

鈴木 一人  筑波大学, 社会科学系, 講師 (60334025)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2003年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2002年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード宇宙政策 / 欧州統合 / 制度の柔軟性 / 安全保障 / 産業政策 / 米欧関係 / 戦略産業 / EU拡大 / 欧州宇宙戦略 / Galileoプロジェクト / グローバリゼーション認識 / 政治的意志 / 制度的柔軟性 / 欧州宇宙機関(ESA) / 欧州連合(EU)
研究概要

平成15年度の本研究では、展開のめまぐるしい欧州宇宙産業政策を中心に研究、分析を行い、特にEUにおける宇宙政策立案、執行の問題について分析を進めた。その成果として、英語で単著Policy Logics and Institutions of European Space Collaborationを執筆、出版した。また、EUレベルでの制度的な変化を受け、宇宙開発事業団(当時)から複数の委託研究を受け、その報告書を二編執筆した。同時に、『筑波法政』において、EUにおける意思決定メカニズムの分析を行なった論文を発表した。これらの研究の集大成として、11月に行なわれた日本EU学会で欧州における制度の柔軟性と安全保障問題を総合的に取り扱った報告(「EUのかっく台と共通防衛安全保障政策における制度の柔軟性」)を行い、この報告が評価されたことで、来年度の学会紀要に研究論文が掲載される予定になっている。また、欧州における宇宙開発の研究を進めることで、国際的な共同研究に携わる機会も増え、フランス国立宇宙センターを中心とした、比較宇宙政策研究の共同プロジェクトに参加するのみならず、フランス国立科学研究センターにおいて、日本の宇宙政策についての調査分析の報告も行なった。加えて、こうした欧州、日本の研究は国内における諸機関や企業で求められているものでもあり、経済産業省の産業構造審議会を始め、宇宙航空研究開発機構、日本航空宇宙工業会などで日欧の宇宙政策に関する報告なども行なった。

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 鈴木一人: "欧州統合における柔軟性概念に関する研究・序説"筑波法政. 第34号. 45-81 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 鈴木一人: "欧州の戦略産業と米欧関係"新しい米欧関係と日本(日本国際問題研究所編). (出版予定). (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] Kazuto Suzuki: "Policy Logics and Institutions of European Space Collaboration"Ashgate Publishers. 242 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 鈴木一人: "グローバリゼーションはアメリカナイゼーションなのか?(津田幸男、浜名恵美編)アメリカナイゼーション"研究社(出版予定). (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 鈴木 一人: "欧州宇宙戦略とGalileoプロジェクト"日本EU学会年報. 22号. 132-157 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] Kazuto Suzuki: "L'Espace et L'Opinion Publique au Japon"HERMES. 34. 93-103 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 鈴木 一人: "欧州統合における制度の柔軟をめぐる諸問題"筑波法政. 34号. 1-36 (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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