• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

国際組織の人事行政・財政・組織運営に関する比較研究―行政学的分析

研究課題

研究課題/領域番号 14720063
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 政治学
研究機関東京大学

研究代表者

城山 英明  東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 助教授 (40216205)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2003年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2002年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワード国際組織 / 財政 / 人事 / 政策形成過程 / 国際電気通信連合 / 世界保健機関 / 国連児童基金 / 世界貿易機関
研究概要

各国際組織の財政システム、人事システム、業務運営システム、政策形成プロセスの制度と運用は各国際機関毎に大きく異なっている。具体的には財政・人事政策・決定のあり方は異なり、それが各国際組織の政策活動とも連関してくる。また、近年は、NPM(New Public Management)をモデルとした結果指向型予算ということで、様々な業務運営システムの改革が行われつつある。さらに、キャリアデベロップメントパターン(昇進パターン)も各国際機関によって異なる。今年度は、昨年に引き続いて、タイプの異なる様々な国際機関を対象に資料収集と分析を更に進めた。具体的には、伝統的な機能的技術的機関であるITU:国際電気通信連合、比較的歴史のある保健分野の活動機関であるWHO:世界保健機関(これは技術的基準設定機関としての側面と途上国における援助実施機関としての側面を持つ)、UNICEF:国連児童基金(子供というシンボルを駆使すること等で財源調達上等様々な工夫を行っている)、WTO(世界貿易機関:貿易基準設定機関であるが近年は環境・衛生基準等にも非関税障壁という観点から対象分野とすることで管轄を拡大しつつある)を対象に、制度、人事、財務、組織運用と政策活動の連関について資料収集と分析を行った。その上で、これらの各機関のあり方の比較を行った。また、これらの国際組織と各国政府との間のインターフェースのあり方についても、国際比較を念頭におきつつ分析を行った。

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 城山英明: "食品安全規制の差異化と国際的調和化"融ける境 越える法 第5巻:環境と生命(東大出版会). (所収予定).

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 城山英明, 田所昌幸(共編著): "国際機関と日本-活動分析と評価"日本経済評論社(近刊予定). 445 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 城山英明: "「科学技術政策の国際的次元」"『科学技術社会論研究』. 1. 228-236 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 城山英明: "「環境政策と国際関係」"『環境経済・政策学第3巻:環境政策の基礎』岩波書店. 近刊(未定). (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 城山英明: "「WTO政府調達協定の地方政府に対するインパクト-日米比較の視点から」"『グローバル化時代の地方ガバナンス』岩波書店. 近刊(未定). (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

URL: 

公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi