研究課題/領域番号 |
14720081
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
三浦 聡 東洋大学, 経済学部, 講師 (10339202)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2002年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 国連グローバル・コンパクト / 企業の社会的責任(CSR) / コンストラクティヴィズム / グローバル・ガバナンス / ヘテラーキー / アメリカ通商政策 / 相互主義 / 政治文化 / 政策企業家 / 進化 |
研究概要 |
平成16年度は、国連グローバル・コンパクト(GC)に参加する日本企業から構成されるグローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク(GCJN)について研究をおこなった。GCはグローバル化する経済に「人間の顔」を与えるべく、企業が自主的に社会的責任を果たす実践に取り組むよう促す試みであり、アナン国連事務総長が主導している。GCは国ごとにローカル・ネットワークと呼ばれるものを有する。 本研究は、日本のGCネットワークであるGCJNに参加する17社(2004年7月現在)のうち15社の担当者にインタビューを試み、GCJNの現状についてまとめたうえで、将来を展望したものである。本研究は、平成15年度以来おこなってきた研究の延長線にある。 研究の成果を論文("HOW to Activate a Global Compact Local Network : Present State and Prospect of Japan Network"、栗栖薫子大阪大学大学院助教授との共著)にまとめ、ペンシルバニア大学ウォートン校において9月16日から18日にかけて開催された"The First United Nations Global Compact Academic Conference" ("Bridging the Gap : Sustainable Environment")にて発表した。 さらに、9月28日には、国連広報センターにて開催されたグローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワークの会合において、同センターや参加企業の担当者の方々に対して拙稿および学術会議について帰国報告をおこなった。
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