研究課題/領域番号 |
14730080
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
商学
|
研究機関 | 小樽商科大学 |
研究代表者 |
|
研究期間 (年度) |
2002 – 2004
|
研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
|
配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2003年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2002年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
|
キーワード | 高業績パラダイム / 人的資源管理 / HRMシステム / 外資系企業 / サンプル / 測定スケール / インタビュー調査 |
研究概要 |
平成16年度の研究実績の概要 本研究は、人的資源管理システムと企業業績の関連性を明確にすることにある。2004年4月から2005年3月までに行った主な研究活動は、(1)理論的な発見事実のまとめ、および(2)尺度開発と質問紙調査の実施である。これら2点について、以下で詳しく述べたい。 第1に、理論的検討の結果は、Journal of Baltic and Scandinavian Studiesに投稿した2本の論文にまとめられた。第1の論文は戦略的人的資源管理における、普遍モデル、状況適応モデル、コンフィギュレーションモデル、適応・柔軟性モデルに焦点を当てたものである。また、この論文では、個別の人的資源管理システムと企業業績の関連性に関する実証研究もレビューした。第2の論文は、変化している日本型の人的資源管理を、欧米型の人的資源管理との比較において検討したものであり、いくつかの事例研究をおこなった。 第2に、本研究のリサーチクエスチョンを検討するために、質問紙調査を実施した。しかし、1回目に実施した調査は、極端に低い回収率に終わったことから、質問票を改定し、2回目の質問紙を実施した。このような事情から、現在、2回目の調査結果を分析中であり、明確な結果が出るまでに数ヶ月かかると考えられる。
|