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赤外線狭帯域フィルタセットによる高赤方偏移電波銀河の輝線雲の研究

研究課題

研究課題/領域番号 14740126
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 天文学
研究機関東京大学

研究代表者

本原 顕太郎  東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (90343102)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2003年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2002年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
キーワード赤外線 / 電波銀河 / 狭帯域フィルタ / 近赤外線 / 狭帯域フィルター
研究概要

昨年度に製作した1.715μmおよび1.277μm狭帯域フィルタの透過率特性の測定は常温でのみ行われていたが、実際の観測に供する場合には運用温度での波長特性を知る必要がある。このため、国立天文台の開発実験センターと共同で冷却透過率試験を実施した。既存の冷却デュワーは存在したものの、一般的なフィルタを取り付けられる構造ではなかったため、新たに冶具を設計製作した。
また、1.277μmフィルタに関しては原因不明の多層膜剥離が生じたため、製作会社に再製作を要求し、新たなものと交換した。
2枚のフィルタは2003年8月にすばる望遠鏡の近赤外分光カメラIRCSに組み込み、観測を待つ状態になった。それと平行して2003年度のすばる共同利用観測に2度応募したものの、いずれも審査の結果観測は認められず、目標とした観測を行うことはできなかった。また、海外の他望遠鏡に取り付けることも検討したが、(1)本研究の目的には8mクラスの望遠鏡と補償光学が必要である、(2)そのような望遠鏡でフィルターを持ち込んでの観測を認めているところは存年しない、という現状をがあり、断念した。
結果として、当初の目標としていた観測は行うことができなかった。

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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