• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

高力ボルト引張接合を用いた複合構造ガセットレストラス格点部の開発

研究課題

研究課題/領域番号 14750405
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 構造工学・地震工学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

山口 隆司  大阪市立大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (50283643)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2002年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
キーワード複合構造 / 高力ボルト長締め引張接合 / 高力ボルト / コンクリート充填 / トラス橋格点部 / トラス格点部
研究概要

本年度は,前年度で検討した複合構造ガセットレス格点部構造を踏まえ,弦材のみならず斜材も考慮した格点部モデル化供試体を4体作成した.対象とした格点部構造は,高力ボルト引張接合長締め形式を利用した充填コンクリート格点部であり,充填コンクリートの有無,斜材格点部の取り付け構造をパラメータとして供試体を作成した.そして,実構造物への適用にあたっての問題点,改良点等の洗い出し,これらに対する改善検討を目的として,格点部が最も厳しくなる引張,曲げ,せん断が作用する場合を想定した載荷実験を行った.その結果,提案するコンクリートを充填した長締め引張接合形式格点部の剛性,降伏時耐力,最大耐力などの力学的特性から判断すると,適用可能であることがわかった.さらに,本格点部を設計する際に必要となる終局強度の評価手法について検討し,鉄筋コンクリート梁の曲げ耐力評価と同様な平面保持を仮定し,圧縮側には中立軸から上の全断面を,引張側には中立軸から下の高力ボルト断面を有効断面と仮定する方法によって,簡易的に,その降伏時耐力,終局耐力が評価可能であることを示した.
今後は,実際の適用にあたって,施工方法,架設方法について検討し,本格点部構造を基本としたより現実的な格点部構造を提案する必要がある.

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 山口隆司, 橋本国太郎, 鈴木康夫, 北田俊行, 杉浦邦征: "高力ボルト引張接合を用いたトラス橋ガセットレス複合構造格点部の開発に関する実験的研究"構造工学論文集,土木学会. Vol.50A(印刷中). (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 北田俊之, 山口隆司, 村松政秀, 鈴木康夫, 橋本国太郎: "高力ボルト引張接合を用いたガセットレストラス橋複合構造格点部の開発のための基礎的研究"関西支部年次学術講演概要. 平成15年度. (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

URL: 

公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi