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局地気象予報データの近未来の空調熱負荷予測への応用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14750496
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 建築環境・設備
研究機関鹿児島大学

研究代表者

曽我 和弘  鹿児島大学, 工学部, 助教授 (00336322)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2003年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2002年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード局地気象予報 / 気温 / 相対湿度 / 絶対湿度 / 時系列モデル / 予報誤差 / 空調熱負荷 / AMeDAS / 気象台 / 熱負荷
研究概要

1.気温の予報誤差を改善するモデルの改良
昨年度の気温の予報誤差を改善する時系列モデルの係数を見直し、精度向上の可能性を検討した。
2.相対湿度の予報誤差を改善するモデルの構築
数時間過去に観測された相対湿度を用いて、予報誤差の履歴を算出し、その履歴から数時間未来の予報誤差を予測する時系列モデルを構築した。このモデルによれば、予報誤差を25〜58%改善できる場合があることを明らかにした。
3.絶対湿度予報データの追加方法の開発
気温及び相対湿度の予報値に対して、時系列モデルによる予報誤差の改善処理を施し、これら2要素から、絶対湿度の予報値を追加する手法を開発した。気温、相対湿度の誤差の改善により、絶対湿度の予測誤差を20〜60%改善できる場合があることを明らかにした。
4.日照時間、日射量の予報値の追加方法
局地気象予報の天気概況と気温、湿度のデータから、日照時間を予測する方法を検討した。その結果、快晴時及び曇天時においては、予測の可能性を確認できたが、雲の変動の激しい中間的な天候時には、やや予測誤差が大きくなることを確認した。また、予測した日照時間を用いて、日射量、大気放射量の推定を試みた。
5.局地気象予報を任意地点の予報に補正する方法の検討
鹿児島地方気象台周辺の十数地点で気温観測を実施し、気象台の気温予報値を周辺地点のデータに補正する手法を考察した。
6.空調熱負荷の線形予測モデルの構築
福岡で測定されたオフィスビルの空調熱負荷と外界温湿度の重相関分析を試み、熱負荷を予測する重回帰モデルを構築した。その際、オフィスの空調スケジュール、執務時間帯などを考慮した。

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2004 2003 その他

すべて 雑誌論文 (3件) 文献書誌 (1件)

  • [雑誌論文] 任意地点気象データ整備のための基礎的研究その2 冷暖房デグリアワーに基づく住宅の冷暖房負荷の簡易推定2004

    • 著者名/発表者名
      斎藤千恵
    • 雑誌名

      日本建築学会九州支部研究報告、環境系 第43号

      ページ: 4-4

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [雑誌論文] 建築環境予測への局地気象予報データの応用 その1 気温と湿度の予報誤差の解析2003

    • 著者名/発表者名
      曽我和弘
    • 雑誌名

      日本建築学会学術講演梗概集、環境工学II、D-2

      ページ: 4-4

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [雑誌論文] 任意地点気象データ整備のための基礎的研究 その1 鹿児島市を対象とした気温測定の試み2003

    • 著者名/発表者名
      斎藤千恵
    • 雑誌名

      日本建築学会学術講演梗概集、環境工学II、D-2

      ページ: 4-4

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 曽我和弘: "建築環境予測への局地気象予報データの応用 その1 気温と湿度の予報誤差の解析"日本建築学会学術講演梗概集、環境系. (発表予定). (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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