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鳥類の本能を制御する脳内神経ネットワークの構築メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 14750636
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 生物・生体工学
研究機関名古屋大学

研究代表者

西島 謙一  名古屋大学, 工学研究科, 助手 (10262891)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2003年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2002年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードエストロゲン / エストロゲンレセプター / ウズラ / 性行動 / エストラジオール / テストステロン / 性的二型核
研究概要

ウズラオスの性行動を制御する脳内ネットワークは、胚時期に作用するエストロゲンの影響下で形成されることから、エストロゲンの役割に着目している。前年度作製したウズラエストロゲンレセプターβの発現ベクターの機能確認とレトロウイルスベクターの作製システムの構築を行った。まず、エストロゲン応答配列をプロモーター直前に挿入し、エストロゲンが作用しているかどうかを検定できるレポーターベクターを作製した。このベクターを培養細胞株に一過性に遺伝子導入したアッセイにより、エストロゲンレセプター発現ベクターの評価を行った。その結果、発現させたエストロゲンレセプターがエストロゲン応答配列を介してエストラジオール依存的に転写を促進すること、及びC末端領域を欠失させたエストロゲンレセプターが他の正常なエストロゲンレセプターの働きを阻害することが確認できた。次に、作製したベクターを一過性にGP293細胞へ遺伝子導入することによりレトロウイルスベクターを生産させたところ、期待通り上清中にウイルスベクターの存在が確認された。そこで、さらに高濃度のウイルスベクターを生産させるために、作製したウイルスベクターをGP293細胞に感染させ、パッケージング細胞の作製を試みた。しかし、クローン化したパッケージング細胞によるウイルスベクターの生産量は、胚に投与・発現させて影響を見るのに必要な量の数十分の一程度であったため、さらに優れたパッケージング細胞の作製を試みている。

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Ken-ichi Nishijima, Kazuhisa Esaka, Hisayo Ibuki, Kenichiro Ono, Katsuhide Miyake, Masamichi Kamihira, Shinji Iijima: "Simple assay method for endocrine disrupters by in vitro quail embryo culture : nonylphenol acts as a weak estrogen in quail embryos"Journal of Bioscience and Bioengineering. 95(6). 612-617 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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