• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

遺伝子操作系を用いた「半生」狂犬病ワクチンの開発と経口ワクチンへの応用

研究課題

研究課題/領域番号 14760199
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 応用獣医学
研究機関岐阜大学

研究代表者

伊藤 直人  岐阜大, 農学部, 助手 (20334922)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2003年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2002年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード狂犬病ウイルス / ワクチン / 遺伝子操作系
研究概要

安全かつ効果的な狂犬病ワクチン開発を目的に、細胞に感染してウイルス蛋白質を合成するが子孫ウイルスを産生しない複製欠損狂犬病ウイルス粒子の作出を試みた。まず、本ウイルスの遺伝子操作系を用いて、ウイルスの粒子形成に重要なM遺伝子を欠損したウイルス粒子の作出を行った。我々が以前に確立した遺伝子操作系ではM遺伝子欠損ウイルス粒子を作出できなかったため、新たにウイルス回収効率めよい遺伝子操作系を確立した。この系を用いることにより、M遺伝子久損ウイルス粒子を回収することに成功した。次に、このM遺伝子欠損ウイルス粒子を細胞に感染させ、感染細胞と隣接する細胞に感染が広がらないことを確認した。このことから、本ウイルス粒子が複製欠損粒子であることが確認された。また、複製欠損ウイルス粒子を通常のウイルスと同様に増殖させるため、ウイルスM蛋白質を恒常的に発現する細胞も樹立した。この細胞に複製欠損ウイルス粒子を感染させると、感染細胞と隣接する細胞にも感染が広がることが明らかになった。今後、このM蛋白質発現細胞における複製欠損ウイルス粒子の増殖を調べる。また、本ウイルス粒子がワクチンとして応用可能かどうか調べるため、免疫効果、安全性および投与法の検討を行っていく予定である。

報告書

(1件)
  • 2002 実績報告書

URL: 

公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi