研究課題/領域番号 |
14770251
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
飯村 光年 東京女子医大, 医学部, 助手 (00328444)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | IL-8 / MIP-2 / 潰瘍性大腸炎 / トランスジェニックマウス |
研究概要 |
mouseのIL-8遺伝子homologueであるMIP-2遺伝子を大腸上皮に特異的な発現を示すITF (Intestinal Trefoil Factor)プロモーター支配下に大腸上皮に特異的に強制発現させるトランスジェニックマウス(mITF-MIP-2 transgenic mouse)を樹立した。具体的には、MIP-2遺伝子cDNAを大腸上皮に特異的な発現を示す8k.b.p.のITF (Intestinal Trefoil Factor)プロモーター支配下おいたconstructを作成し、マウス受精卵にマイクロインジェクションし、大腸上皮に特異的にMIP-2を強制発現するトランスジェニックマウス(mITF-MIP-2 transgenic mouse)を樹立した。MIP-2の大腸上皮特異的強発現は抗MIP-2抗体を用いて免疫組織学的、およびウエスタンブロット法により確認した。大腸上皮のMIP-2発現量の異なる(強発現および低発現)2系統のトランスジェニックマウスを樹立し、これを、バッククロスし、balb/cバックグラウンドのトランスジェニックマウスを樹立した。現在、腸炎の活動性について組織学的スコアリングを行い、大腸上皮のMIP-2発現量と腸炎活動性の関連を検討中である。
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