研究課題/領域番号 |
14770304
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | (財)東京都医学研究機構 |
研究代表者 |
神山 邦子 (財)東京都医学研究機構, 東京都神経科学総合研究所, 研究員 (80301795)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
2003年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2002年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 自己免疫性筋炎 / 筋炎惹起性抗原 / DNAワクチン療法 / T細胞レセプター / C蛋白 / 筋炎惹起抗原 / DNAワクチン |
研究概要 |
本研究は、1)C蛋白誘発筋炎の発症機構をより詳細に分析すること、2)得られた結果に基づいて、特異的な免疫療法を開発することを目標として遂行された。まず、C蛋白の全長をカバーする4つの遺伝子組み換え蛋白を作製してラットに免疫し、最も筋炎惹起性の強いフラグメント2を同定した。さらに、フラグメント2をカバーするオーバーラッピング・ペプチドを用いて、T細胞エピトープがペプチド5に、B細胞エピトープがペプチド3にあることを明らかにした。これらペプチドの筋炎惹起性を分析する過程で、自己免疫性多発性節炎にはある特性を持った抗C蛋白抗体が発症に重要な役割を果たすことが示され、より詳細な解析を行うためにモノクローナル抗体を作成した。現在、モノクローナル抗体投与実験による発症機構解析が進行中である。また、特異免疫療法については疾患の進行を抑制するケモカイン受容体DNA療法を開発し、その効果を検定しつつある。 以上の解析を通じて、これまで充分解明されていなかったヒト多発性筋炎の発症機構を明らかにするとともに、免疫特異療法を開発することをめざす。
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