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Fmr1、Fmr2ノックアウトマウスを用いた高次脳機能障害とアポトーシスの研究

研究課題

研究課題/領域番号 14770371
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 小児科学
研究機関自治医科大学

研究代表者

諏訪 清隆  自治医大, 医学部, 助手 (30285796)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2003年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2002年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードFRAX / fmr1 / fmr2 / ノックアウトマウス / 高次脳機能障害 / アポトーシス
研究概要

我々は、FRAXノックアウトマウスによって、今までFRAXでは不明であった胎生期から新生期までの神経組織とアポトーシスの関連に対する研究を行うこととした。高次脳機能障害を合併するFRAXとアポトーシスとの関連を明確にできれば、精神発達障害発生のメカニズムを明らかにすることができる。本研究の目的は以下のとおりである。
(1)fmr1,2ノックアウトマウスを用いて、FRAXとアポトーシスとの関連を明にする。
(2)同マウスを用いて細胞内シグナル伝達の変化を明確にし、発達障害発症メカニズムの解明、アポトーシスの制御による治療方法の確立を目指す。
このうち、平成14年度は、(1)fmr1,2ノックアウトマウスの飼育と系統維持。
(2)fmr1,2ノックアウトマウスにおける発生過程におけるアポトーシスの研究。をめざして研究を進めた。
まず、Dr.Nelsonから供与されたfmr1、fmr2ノックアウトマウスを戻し交配によって、ホモ化率を低下させ、実験に使用可能なマウスの系統の樹立を目指した。
しかし、実際に飼育したところ、メスのノックアウトマウスが特に原因なく出産直後に仔を食べてしまうことをたびたび経験した。この現象は、他のマウスではみられず、この異常行動(仔の養育能力の低さ)とノックアウトマウスの高次脳機能の障害との関連において興味ある所見である。今回判明したノックアウトマウスの行動異常についても、今後研究課題に加える必要があると判断した。
平成14年度中にノックアウトマウスの系統樹立が完了し、次年度はアポトーシスとの関連を明らかにし発達障害発症メカニズムの解明を目指す。

報告書

(1件)
  • 2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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