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日本人の健常者におけるチロシナーゼ多型データベースの作成

研究課題

研究課題/領域番号 14770403
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 皮膚科学
研究機関名古屋大学

研究代表者

安江 敬  名古屋大学, 医学部附属病院, 助手 (40335039)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2003年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2002年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード日本人 / チロシナーゼ遺伝子 / エクソン / プロモーター / ダイレクトシーケンス法
研究概要

本研究の目的は日本人の正常人100人に関してチロシナーゼ遺伝子配列のデータベースを構築し、これを公開することで、各研究機関における白皮症診断の際に必要な遺伝子変異の検証の労力を減少させることである。
日本人健常者100人を対象にチロシナーゼ遺伝子のエクソン、エクソン周辺及びプロモーターの全配列をダイレクトシーケンス法により決定した。具体的には、まず集めた日本人健常者109人のDNAを用いて、PCRによりチロシナーゼの各エクソン、エクソン近傍及びプロモーター配列をそれぞれ増幅した。この際polymeraseはアニーリングの正確性を期すために、Hot start法が容易にできるABI社のTaqGOLDを使用した。PCR後Millipore社のMultiScreen PCR plateを用いPCR productを精製し、アガロース電気泳動とデジタルカメラによる泳動像の撮影後に、画像解析ソフトSCION IMAGEを用いDNA量を測定した。精製PCR productを鋳型としてBeckman CoulterのDTCS kitを用いてサイクルシーケンス反応を行い、ワットマン社のフィルターユニットに膨潤したSephadexG-50を加えたカラムで精製した後、名古屋大学共通機器センターに設置されているBeckman Coulter社のCEQ2000XLを用いてDNAの配列を解読した。DNAの配列は各々のPCR productごと双方向に解読され、検証が行われた。その後配列アライメント用ソフトClustal Xを用い遺伝子配列の多型の検出を行った。現在これらのデータをまとめ論文を執筆し、提出の準備を進めている最中である。

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 柴田真一, 安江 敬, 他: "Dermoscopyを用いた悪性黒色腫と基底細胞癌の鑑別"日皮会誌. 113. 37-42 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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