研究課題/領域番号 |
14770614
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大久保 貴生 東大, 医学部附属病院, 助手 (10334393)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2003年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2002年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 阻血再潅流障害 / 肝移植 / Preconditioning / NGFI-B / RT-PCR / 肝障害抑制 |
研究概要 |
ヒトおよびラットでNGFI-Bサブファミリーが肝阻血再潅流障害において発現し、かつ障害の程度を反映する遺伝子である事を発見した(Ohkubo T, et al. Early induction of nerve groth factor-induced genes after liver resection-reperfusion injury. Journal of Hepatology 2002)。これらNGFI-Bサブファミリーに属する遺伝子は転写調節因子として働き、アポトーシスに重要な関連を持つとされている。近年肝阻血再潅流障害の抑制法の一つとしてpreconditioning(短時間肝阻血再潅流)が注目されている。しかし、その基礎的背景は今だ明らかでない。preconditioning下における肝阻血再潅流障害抑制効果をNGFI-Bサブファミリー遺伝子をとおして明らかにするのが本研究の目的である。ラット肝阻血再潅流モデルを用いて、その詳細な肝障害機序の解析を行っている。オリゴヌクレオチドプライマーを使いたreverse transcription-polymerase chain reaction(RT-PCR)法にてpreconditioningの有無によるNGFI-Bサブファミリー遺伝子の発現を検討し、internal standard RNAを用いた定量RT-PCR法にて定量している。今後、臨床例でもpreconditioningによる肝阻血再潅流障害抑制効果を検証する予定である。
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