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ラット膀胱癌におけるエレクトロポレーション法を用いた遺伝子治療法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14770814
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 泌尿器科学
研究機関熊本大学

研究代表者

桑原 朋広  熊本大学, 大学院・医学薬学研究部, 助手 (90305003)

研究期間 (年度) 2002 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2004年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
2003年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード膀胱腫瘍 / HS-tk遺伝子 / エレクトロポレーション法 / マイクロダイアリシス / BTモデルラット / BBN / エレクトロポレーション / ルシフェラーゼ遺伝子 / GFP遺伝子
研究概要

本年度は膀胱腫瘍に対するHS-tk遺伝子導入による自殺遺伝子治療の効果を検討した。8週齢ラットに12週間0.05%BBN含有水を投与した膀胱癌ラットを4群に分けた(各5匹)。
1)sham operation群:開腹し膀胱内に溶媒0.1mlのみ注入しエレクトロポレーション施行しない群
2)プラスミド単独群:開腹し膀胱内にHS-tk発現プラスミド100μg/0.1mlのみ注入しエレクトロポレーション施行しない群
3)エレクトロポレーション単独群:開腹し膀胱内に溶媒0.1mlを注入しエレクトロポレーションを施行した群
4)HS-tk遺伝子導入群:開腹し膀胱内にHS-tk発現プラスミド100μg/0.1ml注入しエレクトロポレーション法を施行した群
膀胱内への注入は膀胱内の尿を吸引し、頚部をクランプして溶媒またはプラスミドを26G針で注入した。エレクトロポレーション法は膀胱内注入直後に、幅1cmの電極で挟み込み(電極の間隔2mm)、50V、20msec、1Hz、4パルスの条件で電気刺激。極性を変えて再度電気刺激した。腹壁は閉創した。翌日より10日間、ガンシクロビル(GCV)10mg/1日1回を腹腔内投与(GCVはHS-tk遺伝子がつくり出すHS-tkにより細胞障害性発揮)。12日目に堵殺し、膀胱を摘出し、20%ホルマリンで固定、それぞれ同じスライスでHE染色とTUNEL染色を行い、necrosis、apoptosisの有無を検討することとした。現在、SRLへ委託して結果待ちの状態である。

報告書

(3件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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