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光学的手法を用いた蝸牛血流調節機構の検討

研究課題

研究課題/領域番号 14770915
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

角南 貴司子  大阪市立大学, 大学院・医学研究科, 助手 (60315992)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2003年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2002年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワード蝸牛血流 / トロンボモジュリン / TFPI / 一酸化窒素
研究概要

光学的手法を用いた蝸牛血流調節機構の検討を行った。
組織学的検討
トロンボモジュリン、一酸化窒素、Tissue factor pathway in hibtor (TFPI)などの物質と蝸牛血流についての検討を行った。
トロンボモジュリンは正常でも蝸牛血管状に微量ながら存在するが、血栓を生じやすい環境下では分布が増加し、血流維持になんらかの働きをなしている可能性があることがわかった。リポポリサッカライドを負荷すると、ある濃度までは濃度依存性に増加し、また、2時間では増加が見られたが、24時間では血管壁への分布は減少していた。
TFPIはらせん靭帯に陽性所見が認められた。また、その陽性所見は濃度依存性、時間依存性に強く認められた。
一酸化窒素は血管状、螺旋靭帯ともに認められ、蝸牛での血栓形成抑制に関与しているものと考えられた。
現在、蝸牛血流の生体内での動的な測定を行っており、これらの物質が血流障害モデルでどのように作用するのかについて検討中である。

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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