研究課題/領域番号 |
14771074
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 明倫短期大学 |
研究代表者 |
木暮 ミカ 明倫短期大学, 歯科技工士学科, 講師 (10300104)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2002年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 色彩調和論 / カラーマッチング / デンタルカラーコーディネート / 皮膚色 / 歯冠色 / シェードガイド / 分光測色器 / ホワイトニング / ブルーベース / イエローベースカラーシステム / 肌色 / パーソナルカラー / ロバート・ドア / 分光測色計 |
研究概要 |
1.実験に使用する非接触型分光測色器「SOCK II」の測色精度の検証と、安定した再現性のある測色データを得るための最適測定条件について検討したところ、機器の測色精度には問題はないが、試料に対する測定条件が変化すると誤差が大きくなるため、測定時には試料の位置を正確に固定する必要があることがわかった。 2.前述の測色器により19歳-21歳の男女100名を被験者として、皮膚色・歯冠色の顔面各部の測色と、顔写真の撮影を行った。測色データから皮膚色・歯冠色の波長成分を解析し、顔面皮膚色および歯冠色の代表的な色調を暖色系・寒色系で各5パターン設定した。また、得られたデータをより汎用性の高いデータとして臨床に活用できるように互換性を考慮し、もっとも臨床で利用されているVITAのClassical Shade Guideについても測色をし、キャリブレーション動作のための分光反射率データを採取した。 3.ホワイトニング施術後の漂白効果シミュレート画像として、画像編集ソフト「adobe Photoshop」の色調補正機能を用いて歯冠色のみ明度を10ずつ50まで、寒色系(80)および暖色系(81)のレンズフィルタを10%ずつ30%まで適用させた画像を作成し、色覚正常な男女10名に提示して似合いの評定をさせ、これにより各顔面皮膚色にどのパターンの歯冠色が調和するのか、その限界値を調査した。 今後はこれらのデータを応用して、既存の一般的な表色系や評価式でなく、各皮膚色にはどの歯冠色が調和するかが容易に判断できる独自の評価式を設定し、汎用性の高いデンタルカラーコーディネート用のシェードガイドを製作する予定である。
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