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骨膜由来培養細胞の造骨能を応用した顎骨再建への基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 14771136
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 外科系歯学
研究機関広島大学

研究代表者

東森 秀年  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助手 (50304449)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2003年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2002年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード骨膜 / 培養 / 骨形成 / 顎骨再建 / BMP / 骨膜培養 / DEXA / TGF-β
研究概要

効率良い顎骨再建法の開発を目的に,骨形成因子(BMP)を産生する骨膜由来の培養細胞を用い,骨形成の研究を行っている.本研究で,顎骨の欠損状態や移植条件を詳細に検討し,本法施行時の至適条件を見出すことが出来れば,将来的にヒトへの応用も可能と考える.
体重2〜2.5kgの家兎から,下顎骨や長管骨の骨膜を無菌的に採取し,血清を添加したα-MEN培養液中で単層培養し,feeder layer上で細胞シートを作る.下顎骨区域切除部をβ-TCPブロックで再建し,同部をこれらの培養骨膜細胞シートで被覆して造骨能について検討する.また,実際の臨床での状況を想定し以下の欠損部に適用する.
(a)下顎骨を骨膜を含め辺縁切除した欠損部.
(b)下顎骨区域切除部に自家肋骨を移植した接合部
(c)下顎骨区域切除部をプレートで再建した欠損部
骨膜細胞の移植後1,3,6,12ヶ月後に骨量の経時的変化をDEXA(dual energy X-ray absorption-metry)により測定し,同時にX線写真の撮影も行う.また家兎から摘出し包埋したブロックをpQCT(peripheral Quantitative Computed Tomography)を用い,海綿骨,皮質骨の骨量の変化を測定すると共に,組織学的検索も行う.これらのことから人為的に作製した家兎の顎骨欠損部および移植骨片間への培養骨膜細胞の移植の比較や,移植条件を検討している.
今後は,骨膜部への局所投与によりin vivoで骨形成を促進することが知られているTGF-βの併用効果についても検討する予定である.

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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