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介護支援専門員選択時に利用者・家族が必要とする情報に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14771390
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 基礎・地域看護学
研究機関東海大学

研究代表者

福田 英子  東海大学, 健康科学部, 講師 (50296521)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2003年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2002年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード介護支援専門員 / 選択 / 利用者・家族 / 情報
研究概要

平成15年度については、厚木市医療福祉連絡協議会ケアマネジャー部会の協力を得て、調査対象の選定と、調査を実施した。調査結果は現在まとめている最中であるが、20名を対象に調査用紙を用いて面接した。面接中、対象者の了承を得て会話を記録し、逐語録を作成した。
現在、逐語録については、整理中であるため、調査用紙からの結果を以下にまとめた。
結果:(1)初回の相談先は現ケアマネジャー所属事業所が最も多く、ついで役所、病院・診療所であった。(2)現ケアマネジャー決定理由としては、「初回相談機関の紹介」、「利用したいサービス提供事業所」、「他に知らない」が多かった。(3)ケアマネジャー決定時に参考とした情報は、居宅支援事業所一覧表、ケアプランが多い。(4)情報入手先は、役所・介護支援センター資料、ケアマネジャー、初回の相談先が多かった。(5)決定時にほしかった情報としては、ケアマネジャーに関すること(経験年数、担当事例数、専門資格)、居宅支援事業所一覧表、ケアプランなどが多かった。(6)ケアマネジャー決定に関わっているのは、主として家族であり、本人・家族以外の第3者が決めていることも多かった。
考察:以上から、ケアマネジャーを決定する際の経緯としては、初めから当該ケアマネジャー所属の事業所を利用すること、利用したいサービスの提供事業所のケアマネジャーを依頼する傾向があることが明らかになった。また、他に知らないという回答から、情報が限られた中で選択を迫られていることも推察された。決定時に必要な情報として、ケアマネジャーに関することが多く挙げられ、特に経験年数や担当事例数など、ケアマネジャーの資質に関する情報を必要としていると考えられた。

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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