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看護介入としての漸進的筋弛緩法のリラクセーション効果に関する縦断的研究

研究課題

研究課題/領域番号 14771437
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 臨床看護学
研究機関神奈川県立保健福祉大学 (2003-2004)
東京慈恵会医科大学 (2002)

研究代表者

間瀬 由記  神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 講師 (60256451)

研究期間 (年度) 2002 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2002年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
キーワード漸進的筋弛緩法 / リラクセーション / 心臓自律神経機能 / 感情プロフィール / 自己効力感 / 新人看護師 / 職務ストレス / 斬新的筋弛緩法 / 感情プロフール
研究概要

【平成14・15年度】漸進的筋弛緩法を実施した際、副交感神経の亢進が認められるのに2〜4週間を要した。16週後の自己効力感や職務ストレスは、わずかに改善した。実施頻度は、1〜5回/週とばらつきがあり、新人看護師は初回からストレスの高い状態にあったことから、即効性の低い方法では生活に定着するのは困難で、反応に影響したと考える。
【目的】漸進的筋弛緩法(4筋群)を効果の得られやすい技法に発展させる。
【方法】1.対象:健康な女性9名(18〜24歳)。2.測定指標:自律神経活動はHeart Scanner(BIOCOM社)にて測定した。感覚認知指標はPOMS、自己効力感は一般性SER尺度を使用した。3.手順:アレンジ版として「肩の凝り」「目の疲れ」「足の倦怠感」に効果がある3箇所のつぼ押しをした後、漸進的筋弛緩法(4筋群)を行う方法を、1日1回以上実施するように依頼。初回、2、4、8週後に測定した。自己効力感は初回と16週後に測定した。4.分析:統計ソフトSPSS vo1.10を使用。Wilcoxon検定を用いた。
【結果・考察】全例が1〜3回/日の実施で、簡易な方法と考える。自律神経活動は、7例が2週間後に、「終了0-5分値」「終了5-10分値」で、基準値よりHFが上昇、LF/HFが低下し、副交感神経の亢進を認めた。4・8週後では全例で同様の傾向となったが、変化率は有意差がなかった。変化率を4筋群のみ群(前年度)と比較したが、有意差はなかった。POMSは、全例において2週後以降「活気」が上昇し、4週後には「活気」以外の項目が低下した。POMS、自己効力感ともに初回値、4筋群のみ群との間に有意差は認めなかった。漸進的筋弛緩法の実施には一定の反応を認め、2週以降に生理的、感覚認知的に効果が発現することが示唆された。

報告書

(3件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 間瀬由記: "新人看護師を対象とした漸進的筋弛緩法の反応と経時的変化"日本看護研究学会雑誌. 26・3. 133 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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