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f MRIを用いた運動能力評価-足部関節の屈曲・伸展に伴う動作の熟練度の指標-

研究課題

研究課題/領域番号 14780034
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関東海大学短期大学部

研究代表者

村松 香織  東海大学短期大学部, 講師 (40249032)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
600千円 (直接経費: 600千円)
2003年度: 100千円 (直接経費: 100千円)
2002年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワードf MRI / クラシックバレエ / 脳機能 / 運動能力評価 / イメージトレーニング / 熟練度 / 足関節 / fMRI
研究概要

15年度は14年度に引き続き、クラシックバレエの基本動作である足部関節の運動(底屈-背屈)に使用される足部固有筋の運動機能についての実験(f MRI法使用)および解析(SPM99使用)を継続して行っていった。
まず本年度の解析方法の改善点としては、14年度解析結果において運動野におけるおおまかな賦活領域の同定は行えたがより正確なデータを得るために解析方法を改良した。14年度の問題点であった画像上の個人差をなくす為に、まず個人の解剖画像(T1強調)にEPI画像をレジストレーションした後に標準脳へデータを当てはめて一般化した後、その結果を元に全被検者データの平均化を行った。その結果全体的な傾向は、右脳・左脳ともに内側部の一次運動野、補足運動野を中心とした賦活が見られたが、左脳においてその賦活領域が大きく示される傾向がみられた。主観的調査から、全被検者は足部運動一般においては機能的優位性を持つ足(利き足)を右側としており、脳機能から見る足部の底屈・背屈運動においても利き側が現れていたといえる。さらに、この傾向は足先などの遠位部において顕著となっていた。
これらの解析方法や研究データを元に、運動と運動イメージングにおける賦活領域の差、運動の熟練度と賦活領域との関係、他動的補助動作が与える影響、などについて現在もなお実験解析を行い、リハビリテーション等への応用を研究中である。
また、これらの平成15年度分の研究結果については、2004年8月8日から8月13日まで北京にて開催される国際学会"28^<th> International congress of Psychology, ICP2004"にて発表予定である。(タイトル: An fMRI study of image training for classical ballet foot movement、2004年3月5日アクセプト済)

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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