研究課題/領域番号 |
14780129
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 新潟大学 (2004) 独立行政法人大学入試センター (2002-2003) |
研究代表者 |
中畝 菜穂子 新潟大学, 入学センター, 助教授 (00321563)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2003年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2002年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 大学入試 / 進路選択 / 意思決定支援 / 学部適応 |
研究概要 |
本研究は、大学入学者選抜時における受験者の進路選択の意思決定支援システム開発をめざし、下記の調査・分析を行った。 1 大学受験時の意思決定方略と学部適応度との関連の定量的な把握を目的とした質問紙調査(平成15年度) 2 受験者の意思決定過程のモデル化と進路選択支援システム構築のための基礎資料となる大学入学者選抜に関する意見の構造に関する質問紙調査(平成14年度、15年度) 3 受験者の進路選択を支援するために大学側が提供すべき情報の精査(平成16年度) 最終年である本年度は、昨年度12月に独立行政法人大学入試センター所長裁量経費で実施されたモニター調査で得られたデータについて、"大学入学者選抜に関する公平感"という観点から再分析を行った。分析結果については、日本テスト学会第2回大会、日本行動計量学会第32回大会において発表した。 モニター調査では、リスニングテスト中に、騒音が混じる条件と、混じらない条件が設定されていたが、条件に関わらず、成績の表示方法として、いわゆる素得点表示である配点に基づく得点、及び得点率の方が、条件差を解消した大学全体、文理別の偏差値より、成績を知る上で有用であると思われていた。また、得点調整への態度は、騒音の有無の条件ではなく、本人の成績に影響されることが示され、上位群の方が肯定的であることがわかった。さらに、試験成績を通知することは、受験生に非常に望まれていること、大学入試の年複数回実施に関しては、あまり肯定的な意見を持たれていないことが、明らかになった。 上記分析のほか、大学側が説明会等を通じ、高校生に対して提供している情報の有用性について、内容面からの検討を行った。
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