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日韓音楽交流史による国際理解教育教材開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 14780145
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教科教育
研究機関島根大学

研究代表者

藤井 浩基  島根大, 教育学部, 助教授 (50322219)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2003年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2002年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード日韓交流 / 音楽 / オペラ、歌劇
研究概要

2002年は日韓国民交流年ということで、音楽に関する日韓交流の催しが数多く開催されたことを鑑み、その中から、2002年4月に横浜で行なわれた高木東六作曲オペラ「春香」の53年ぶりの復活再演について、集中的に研究、調査した。そもそも高木東六作曲オペラ「春香」については、これまでも基礎研究を重ねてきたが、復活再演が実現するに際し、基礎研究が復活再演の現場に応用されることを意図し、地域あるいは社会への発信型の研究発表を行なった。
オペラ「春香」の公演プログラムでは、基礎研究でまとめてきたオペラ「春香」の構想から完成、初演までの経緯に、さらに53年ぶりの復活再演までの道程について加筆し、オペラ「春香」を概観するのに最も詳しく、かつ平易に記述した資料として、公演関係者および聴衆より高い評価を得た。
中・四国大学音楽教育学会における口頭発表では、オペラ「春香」再演の経緯を、国際理解教育の話材として、その概略を示した上で、日韓両国でどのように活用していくことが可能かを論じた。
東洋経済日報では、在日韓国・朝鮮人の戦後の音楽活動を視点にすえた上で、オペラ「春香」の交流事例がどのように評価されるべきかを中心に論じ、韓日音楽交流の金字塔として位置付け、音楽交流の模範的な事例として、広く知られるべきであることを提言した。この論考は特に在日韓国・朝鮮人読者からの大きな反響を得ることができた。

報告書

(1件)
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 藤井浩基: "オペラ「春香」上演への軌跡-構想から初演、そして復活再演までをたどる-"オペラ「春香」公演プログラム. 22-23 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 藤井浩基: "国際理解教育教材としての日韓音楽交流事例に関する一考察-高木東六作曲 歌劇「春香」再演をめぐって-"平成14年度中・四国大学音楽教育学会高知大会冊子. 4-5 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書
  • [文献書誌] 藤井浩基: "韓日音楽交流の金字塔"東洋経済日報. 2002.4.5付. 6 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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