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ユースケース記述からのGUIプロトタイプの自動生成に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14780244
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 計算機科学
研究機関東京女子大学 (2003)
早稲田大学 (2002)

研究代表者

白銀 純子  東京女子大学, 現代文化学部・コミュニケーション学科, 専任講師 (00329161)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2003年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2002年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードGUI / ユースケース / シナリオ / ユーザビリティ / プロトタイプ / イベント
研究概要

現在、様々なものの使いやすさであるユーザビリティが重要視されている。ソフトウェアのユーザビリティを向上させるには、ソフトウェアのプロトタイプを作成し、そのプロトタイプを評価し、その結果を反映させてプロトタイプを改良するという手順が有効である。そのため本研究では、GUIプロトタイプを作成する際の開発者の労力を軽減する目的で、ソフトウェアの開発過程で作成されるユースケース図とシナリオを利用して、GUIプロトタイプを自動生成し、また出来上がったGUIプログラムを、ユーザビリティの評価結果に応じて変更するための支援を行う研究を行った。
まず、入力されたユースケース図とシナリオから、GUIの制御構造の元となるグラフを生成し、そのグラフに対してGUIのウィンドウに関する情報を書き込むことで、GUIプロトタイプを生成する機構を開発した。この機構では、1つ1つのGUIの入力・表示項目に対して、それぞれが入力項目・選択項目・表示項目などの分類のうち、どの分類に当てはまるかをグラフに記述する。そして、その分類をもとに、本機構は、それぞれの項目に対して、具体的なウィジェットを自動的に割り当てて、GUIプログラムを生成する。
そして、この考え方を応用し、ユーザビリティの評価に基づいてGUIプログラムの変更を支援する機構を開発した。この機構では、入力や選択、表示などの役割を持つGUIの項目に対して、その項目に割り当てられているウィジェットの種類を変更する場合、GUI部分のプログラムを変更すると、ソフトウェアの処理部分のプログラムも自動的に変更される。これは、処理部分のプログラムについて、ウィジェットに関する部分のプログラムを、そのウィジェットの分類に応じて抽象化して記述することで、ソフトウェアの処理部分の自動変更を可能としている。
これらの成果は、論文としてまとめ、発表している。

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] J.Shirogane, Y.Fukazawa: "A Method of Scenario-based GUI Prototype Generation and Its Evaluation"ACIS International Journal of Computer & Information Science. Vol.4, No.1. 23-32 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] J.Shirogane, H.Iwata, K.Watanabe, Y.Fukazawa: "A Support Method for Widget Replacement to Realize High Usability and Its Evaluation"Special Issue on Knowledge-Based Software Engineering. (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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