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筋骨格系モデルを用いた人体のフィードバック動作の研究

研究課題

研究課題/領域番号 14780314
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 知能情報学
研究機関特殊法人理化学研究所

研究代表者

幸村 琢  理研, 研究員 (20344038)

研究期間 (年度) 2002 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2003年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2002年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードバランス制御 / 人体動作
研究概要

人間の動作にとって,バランスの制御はもっとも基本的な働きのひとつである。それゆえ人間のバランス制御については,従来から様々な解析やモデル化がなされてきている。バランス制には,フィードフォワードによるものとフィードバックによるものがある。前者によるものの多くはオフラインシステムであり,入力された不安定な動作を安定なものに変換するというものである。一方,後者によるリアルタイム制御では,弱い外乱に対してしか有効に制御を行なうことができない。また,人間にみられる腕を振り回したりしてバランスをとるといった動作は,これまでフィードフォワードであらかじめ指令を与えておかなければならなかった。本研究では,あらかじめ動作の指示を与えなくても外乱に対する最適なバランス制御動作を生成するフィードバックシステムを構築した。本システムは,二次計画法による動的バランス制御とPD制御による姿勢の制御という2つの制御を組み合わせて用いる。このモデルに大きな外乱を与えた場合,腕を振り回したり腰を折り曲げたりという人間の動作によく似た動作が最適な制御として得る事できることがわかった。

報告書

(1件)
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Shunsuke Kudoh, Taku Komura, Katsushi Ikeuchi: "The Dynamic Postural Adjustment with the Quadratic Programming Method"Proceeding of 2002 IEEE/RSJ International Conference on. (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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