• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

多種多様な端末の利用を可能にするMMIアーキテクチャの設計と各種端末での実装

研究課題

研究課題/領域番号 14780323
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 情報システム学(含情報図書館学)
研究機関豊橋技術科学大学

研究代表者

桂田 浩一  豊橋技術科学大学, 大学院・工学研究科, 助手 (80324490)

研究期間 (年度) 2002 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2004年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2002年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードマルチモーダル対話 / 対話記述言語 / XISL / MMIシステムアーキテクチャ / マルチモーダル / マルチユーザ間対話 / マルチモーダルインタラクション
研究概要

本研究ではマルチモーダル対話(MMI>シナリオ記述言語XISLの仕様策定を進めると共に,MMIシステムの基本アーキテクチャを設計した.また,PC,携帯電話,およびPDAといった多種多様な端末から,様々な入出力手段を用いてWebにアクセスできるシステムを設計,実装した.さらに,これら端末からアクセスできるWebコンテンツを作成し,本アーキテクチャに基づくシステムの実用性を示した.
まずXISLに関して,これまでの仕様では複雑な対話進行を記述することが難く,また従来の対話記述言語VoiceXMLと異なる記法の部分があるといった問題が残っていた.これらの問題に対して本研究では,より複雑な対話が記述できるよう,サーバへのアクセスやユーザプロンプト等を利用できるよう言語を拡張した.また,VoiceXMLと異なる記法の部分については修正を施した.
続いて,MMIシステムのアーキテクチャに関しては,端末に依存する入出力の部分と,端末に非依存なXISL解釈・対話制御部分を明確に分離して設計する方針をとった.端末に非依存な部分を共通サーバとすることで,各種端末の実装コストを低く抑えることが可能になった.
これらの言語,およびアーキテクチャを基盤として確立した上で,PC,携帯電話,およびPDAを端末として利用するために,各端末の入出力インタフェースを実装した.また同時に各端末から共通にアクセスできるコンテンツとして,オンラインショッピングのアプリケーションを作成した.これにより端末に依存しないシームレスなWebアクセス(例えばPCでキーボードとマウスを用いて商品を注文し,携帯電話で音声対話によって注文を確認し,さらにPDAでのペン入力によって注文した商品を修正するといった利用)を実現した.

報告書

(3件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2005 2003 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件) 文献書誌 (1件)

  • [雑誌論文] MMI記述言語XISLの提案2003

    • 著者名/発表者名
      桂田浩一他
    • 雑誌名

      情報処理学会論文誌 44・11

      ページ: 2681-2689

    • NAID

      110002711608

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [図書] Spoken Multimodal Human-Computer Dialogue in Mobile Environments (W.Minker, et al.(Eds.))2005

    • 著者名/発表者名
      Kouichi Katsurada, et al.
    • 総ページ数
      403
    • 出版者
      KLUWER ACADEMIC PUBLISHERS
    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [文献書誌] 桂田 浩一 他: "MMI記述言語XISLの提案"情報処理学会論文誌. 44-11. 2681-2689 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

URL: 

公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi