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汎用性を考慮した対話式ナーススケジューリングシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 14780355
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 社会システム工学
研究機関岡山県立大学

研究代表者

倉重 賢治  岡山県立大学, 情報工学部, 助手 (90264910)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2003年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
2002年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワードナーススケジューリング / 勤務表 / 対話式システム
研究概要

本申請研究における今年度の研究実績は以下の通りである.
・ナーススケジューリングシステムの開発
昨年度開発した基本アルゴリズムを基に対話式のシステム開発を行った.その際,現場の婦長さんの意見を取り入れてインターフェイスの設計を行った.コンピュータ操作に不慣れな方を対象にするために,データの入力方法はわかりやすくすることを心がけ,特に,初期条件の設定方法に注意を払った.
・勤務表の修正方法
本システムでの勤務表作成は対話式を前提としており,提示された勤務割り当てが部分的に意向にそわない場合,なんらかの方法で修正もしくは再スケジューリングを行う必要が生じる.そのため,その手順に関して,いくつかの方策をシステムに追加した.
・学習機能の追加
今回の勤務表作成アルゴリズムでは,何日間かの勤務並びに対して,ある種の評価値を設定することが重要であり,また実際のスケジュールに大きな影響を与えることになる.ただし,その評価値を適切に設定することは困難であるため,勤務表作成者が何度かシステムを運用していく過程で,適切な値に収束していく,つまり学習機能を追加した.
・勤務表作成者のコメントのフィードバック
実際に,異なる2つの病院において,それぞれの条件を考慮した勤務表を作成し,その勤務表に対して評価を行ってもらった.さらに,それらの意見を取り入れることで,アルゴリズムやシステム構成の改良を繰り返し行い,最終的には,実際に使用可能な勤務表を1時間足らずで作成することが可能となった.

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Kenji Kurashige, Yoshimasa Kameyama: "Development of the Nurse Scheduling System in Japan"Proceeding of the 7^<th> China-Japan International Conference on Industrial Management. (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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