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物流効率化のためのシステム開発

研究課題

研究課題/領域番号 14780361
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 社会システム工学
研究機関武蔵工業大学

研究代表者

宇谷 明秀  武蔵工業大学, 工学部, 助教授 (70277705)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2003年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2002年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード交通流予測 / シミュレータ / セルラオートマトン / 物流計画 / 効率化 / 高速化 / 並列計算 / 進化計算 / 交通流 / ITS / 物流 / 最適化
研究概要

物流の改善,中でも物流コストの削減や環境への影響を考えた物流業務の見直しに関する各種プロジェクトの評価,およびその実行案作成のために使用できる実用的なシステムを開発することを目的として研究を行った.
開発したシステムは,交通流の予測システム,物流計画の全体最適化システム,および並列計算による高速最適化システムからなる.物流計画は,曜日,時間帯,対象地域の特徴,ドライバの癖など様々な要因によって複雑に変化する交通流を考慮して立案しなければ意味がないと考える.交通流予測システムはこのために必要であり,セルラオートマトンによるモデル化の技術を導入することで精度の良い交通予測を実現した.物流計画の全体最適化システムは,交通流予測システムによって予測された交通流の影響を考慮して,しかも計画全体を最適化するシステムであり,人工生命を応用した進化計算アルゴリズムにより計画全体の最適化を実現した.さらに,この計画全体の最適化を並列計算によって高速化する(リアルタイムに計画を立案できるようにする)ことで,より実用的なシステムを開発した.
フィールド実験から改良すべき部分の洗い出しを行い,改良すべき部分の再設計と再構築を行いながらシステム開発を行った.これによって,従来よりも20〜30%のコスト削減を実現する計画を高速に立案することができるシステムが構築できた.
本研究は,排ガスによる住民の健康や地球温暖化,また構造的な長期不況が問題となっている現在,企業の供給体制を再検討する上で極めて意義のある研究であると考えている.

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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