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トランスジェニックマウスを用いたマンナン結合タンパク質の機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 14780490
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 機能生物化学
研究機関京都大学

研究代表者

上村 和秀  京大, 薬学研究科(研究院), 助手 (20303844)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2003年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2002年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード動物レクチン / 糖鎖 / トランスジェニックマウス
研究概要

マンナン結合タンパク質(MBP)はマンノース、N-アセチルグルコサミンおよびフコースに特異的な動物レクチンで、これらの糖鎖を末端にもつ糖鎖リガンドとカルシウム依存的に結合する。脳にはMBPの糖鎖リガンドが広く発現することが分かっていたが、脳におけるMBPの生理的役割はほとんど分かっていない。そこで、本年度はMBPを脳に過剰発現させたトランスジェニックマウスの作成を進めた。まず、ヒトMBPcDNAの翻訳領域をpGFGHに挿入し、脳特異的発現のための発現ベクターを作成した。pGFGHはThe Scripps Research InstituteのCampbell博士より恵与された脳特異的発現用コンストラクトで、マウスGFAP(glial fiber acidic protein)のプロモーター領域とヒト成長ホルモンのpolyA付加シグナル領域を含む。作成したトランスジェニックベクターをC57BL6マウスの受精卵に注入して、出生したマウスをサザンブロツトおよびPCRによりスクリーニングした。その結果、ヒトMBP遺伝子が導入されたマウス(Founder)を一匹得た。このFounderマウスとC57BL6の交配により作成したF1マウスは、脳においてヒトMBPのmRNA発現することが確認された。
今後、ウェスタンブロツトによるタンパク質レベルでの発現の確認および表現型の解析を進める予定である。

報告書

(1件)
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] K.Uemura et al.: "L-type mannan binding protein is expressed in epithelial cells of mouse small intestine"J. Immunology. 169. 6945-6950 (2002)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2016-04-21  

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