研究課題/領域番号 |
14780658
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 香川県立医療短期大学 |
研究代表者 |
難波 経豊 香川県立医療短期大学, 臨床検査学科, 講師 (70331866)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2003年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2002年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 不整脈 / 頻脈 / 細動 / 心筋 / 興奮伝播 / マッピング / リアルタイム / 表示装置 |
研究概要 |
64極配列電極(ユニークメディカル社)を購入し、平成14年度に購入した刺激装置(カルディアックスティムレータBC-03:(株)フクダ電子)、および、既存のランゲンドルフ心灌流装置(UPH-W:(株)ユニークメディカル)、デジタル多用途脳波計(EE2514:(株)日本電気)、ポリグラフ(366SYSTEM:(株)NECメディカルシステムズ)を用いてウサギ心筋の電位マッピング記録を行った。さらに、平成14年度に開発・改良した信号処理アルゴリズムを用いて興奮伝播様式を迅速に3D表示・解析する汎用GUIアプリケーションの開発を進め、心房細動における「ランダムリエントリー」の脱分極・再分極パターンを検討した。同時に、コンピュータ上に構築した擬似心筋での興奮伝播シミュレーションを行い、その精度と再現性を確認した。成果は、論文報告の他、国外学会での一般発表(北米ペーシング学会:平成15年5月ワシントンDC、欧州心臓病学会:平成15年2月ウィーン)・国内学会での一般発表(日本循環器学会:平成15年3月福岡、日本心臓電気生理・ペーシング学会:平成15年5月京都、日本心電学会:平成15年9月東京、心電情報処理ワークショップ:平成14年10月小田原)・国内学会でのシンポジウム発表(日本心臓病学会:平成15年9月東京)で報告した。さらに、日本心臓電気生理・ペーシング学会ではJASPE-Original賞を受賞した。また、国内・国外学会では本研究に関連する情報を収集し、本研究関連で共同研究しているグループとの情報交換および知見報告を行った。
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