研究課題/領域番号 |
14F04018
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
林 愛明 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (90283861)
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研究分担者 |
WANG MAOMAO 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 外国人特別研究員
WANG Maomao 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2015年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2014年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 龍門山断層帯 / 龍泉山断層 / 地震断層 / 活断層 / チベット高原 / 四川盆地 / 2008 年四川大地震 / 地震波探査 / 古地震 / 龍泉山断層帯(LQF)) / 2013年Mw 6.6 Lushan地震 / 2008 Wenchuan地震 / 地震ハーザト |
研究実績の概要 |
本研究において、2008年に発生した四川大地震の震源断層である龍門山断層帯の研究と関連して、チベット高原東縁部の活断層構造と古地震の研究を行った結果、四川盆地内部に新たな活断層である龍泉山断層(新称)を発見した。 地震波探査により、龍泉山断層は四川盆地南西部に北東ー南西方向に約230km伸びており、西傾斜の低角度の逆断層であること、深度5kmのところに、キングーバンドの断層構造が存在していることが明らかにされた。地質構造と地震波断面の解析により、この断層は西へ緩い傾斜で2008年四川大地震の震源断層である龍門山断層帯とつながっており、龍門山断層帯の前縁断層であることも明らかにされた。 また、野外地質調査とトレンチ調査により、龍泉山断層は完新世後期(14C年代は2000~4000年)に繰り返し活動しており、その最近の活動は1967Ms5.5の地震であったことが明らかにされた。歴史記録と野外調査に調査により、1967Ms5.5地震に伴い、地表に数キロ長い割れ目帯が現れたことも明らかになった。 本研究の発見により、これまでに知られていなかった、230kmにも及ぶ大断層が発見されたことにより、これまでの四川盆地の地震ハザード評価や地震予測についての考えが見直す必要があることが示された。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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