研究課題/領域番号 |
14F04091
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
吉村 剛 京都大学, 生存圏研究所, 教授 (40230809)
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研究分担者 |
NEOH KOK BOON 京都大学, 生存圏研究所, 外国人特別研究員
NEOH Kok Boon 京都大学, 生存圏研究所, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2015年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2014年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | シロアリ / アリ / 泥炭地 / 生態系 / 生物多様性 / 回復 / 荒廃泥炭地 / 自然火災 / 復興 |
研究実績の概要 |
熱帯における森林の孤立化は益々進行しつつあり、泥炭地においても例外ではない。熱帯泥炭地における孤立化した森林の生態学的役割を検討するために、平成27年度はインドネシア・スマトラ島において、①孤立林、②孤立林に近接した荒廃泥炭地、および③孤立林から離れた荒廃泥炭地、の3つのランドスケープにおけるシロアリ相とアリ相の調査を行った。 調査方法は以下の通りである。シロアリ相は、標準法である100 m x 2 m のベルト・トランセクト法を採用し、塚、地面上の枯死木や枯死枝、蟻道、倒木下の土中について決められた時間内での調査を行った。兵蟻と職蟻を採集し、80%エタノールに保存することによってその後の種同定に供した。アリ相については、100 mのライン・トランセクトを設定し、10 m毎に落下トラップを設置して24時間後に回収することによって調査した。シロアリの場合と同様、採集した個体は80%エタノールに保存し、同定に供した。 その結果、シロアリ相については3つのランドスケープ間において種数に関する有意な差は認められなかったものの、2つの荒廃地を比較してみると、シロアリ亜科とテングシロアリ亜科に属するあるグループが孤立林に近接した荒廃地のみで生息していた。アリ相においては、3つのランドスケープ間で種数や種構成に有意な違いは観察されなかったものの、調査地内の種の均一性については孤立林から離れるにしたがって低下した。 これらの結果は、荒廃泥炭地において孤立林の存在というものその地域における生物多様性を担保する一定の役割を有することを示している。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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