研究課題/領域番号 |
14F04703
|
研究種目 |
特別研究員奨励費
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
脳計測科学
|
研究機関 | 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所) |
研究代表者 |
神作 憲司 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 脳機能系障害研究部, 研究室長 (60399318)
|
研究分担者 |
HALDER Sebastian 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 脳機能系障害研究部, 外国人特別研究員
|
研究期間 (年度) |
2014-04-25 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
|
キーワード | BCI / BMI / 脳波 / P300 / 聴覚 |
研究実績の概要 |
ブレイン-コンピュータ・インターフェイス(BCI)もしくはブレイン-マシン・インターフェイス(BMI)は、脳からの信号を計測し、それを利用して機器操作を行い、コミュニケーションの補助、生活環境の制御、運動の補助などを行おうとする技術である。本研究では、特に聴覚刺激を用いたBCIによるコミュニケーションの補助に注目し研究を進めた。具体的には、これまで開発した両耳間時間差・強度差による聴覚刺激P300-BCIを用いてアルファベット表や日本語のひらがな表の文字選択を行う装置を開発し、その有効性を評価した。そのために、まず文字入力装置を実装し、P300様脳波を検出することで文字選択することができるかを検証した。実装した装置は、P300様脳波を検出することでひらがなの入力が可能であった。つぎに、健常者でそのアプローチの安定性と信頼性を確かめるために、日本語のひらがな表からP300様脳波にて文字を選択する実験を行った。母音選択と子音選択の二段階からなる聴覚オドボール課題を用いた際の脳波データを計測し、これを解析することで、母音、子音及びひらがなの選択が可能なことが示された。さらに、体性感覚刺激を用いたBCI等他の手法と比較しつつ聴覚刺激を用いたBCIの特性や有効性を検討した。こうした研究を続けていくことで、筋萎縮性側索硬化症(ALS)等により麻痺を伴う患者・障害者の日常生活の補助へとつなげたい。
|
現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|