研究実績の概要 |
本研究の研究指針 A. ソーシャルメディア上の意識的・無意識的な一般ユーザの書き込みから集合知を形成する B. 既存データと集合知の統合による、集合知的性質を持つアーカイブとコミュニティの生成および視覚化 について、コンテンツ生成のテーマとして、以下2件のテーマを設計していた。 ⅰ)妊産婦の移動時における便利・不便性の視覚化 ⅱ) NPO活動記録発信におけるウェブ集合知の導入 以下に各テーマの研究実施状況を報告する。 ⅰ)妊産婦の移動時における便利・不便性の視覚化:制作したコンテンツを公開・発表し、一般ユーザによるユーザビリティの調査を行った結果、本研究で創出した視覚化手法は、ソーシャルメディア上の意識的・無意識的なコンテンツを持つ集合知に対するユーザの理解を深めるために有効であることが確認された。 ⅱ) NPO活動記録発信におけるウェブ集合知の導入:共同研究者が所有する資料の著作権の確認およびデジタルデータ化を終え、webコンテンツに格納した。また、デジタル地球儀上へのマッピングを終え、インタラクティブに活動成果を提示する視覚化手法を提案・実装した。制作物については、共同研究者の許可が得られ公開の準備ができており、共同研究者の都合により,2016年6月に公開することになった。
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